ジクシス株式会社（代表取締役社長：野倉 史章）は、LPGを燃料として使用可能な二元燃料エンジン搭載のVLGC（大型冷凍LPG運搬船）について、川崎汽船株式会社と定期傭船契約を締結することに合意しました。
本船はIMO（国際海事機関）が定める環境規制に適応した「最新鋭の環境対応船」として、LPG燃料で運航する場合、燃料油に比べて温室効果ガスの二酸化炭素（CO2）排出量を約20％、大気汚染物質の硫黄酸化物（SOx）は90～100%、窒素酸化物（NOx）も10～15%それぞれ削減出来ると見込んでいます。また、次世代エネルギーである水素の輸送媒体やカーボンフリー燃料として注目されるアンモニアの積載も可能な設計となっています。
当社船団に本船を組み入れることで、安定調達力の一層の強化に留まらず、船腹運航に伴う環境負荷低減を図り、持続的成長が可能な社会の実現に引き続き取り組んで参ります。
＜本船概要＞
船型 ：86,700㎥ 冷凍LPG運搬船
基本要目：全長 230ｍ 幅 37ｍ 深さ22ｍ
造船所 ：川崎重工業株式会社 坂出造船工場
竣工予定：2023年
【本件に対するお問合せ先】
ジクシス株式会社 総務・法務部
TEL:03-5484-5301
